ソフトクリーム研究所
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■ 用語集

ソフトクリーム、アイスクリーム
に関連した用語を集めてみました。
私見がかなり入っているのですが一応
ソフトクリーム研究所なりにまとまっています。

探せば色々あるものだなあと感心してしまいました。
果たして何かのお役に立てるかどうか。

アイスクリームサーバー

アイスクリームをすくう時に使う専用の道具です。
ご存知かと思いますが
食べる時に使うものではありません、
一応念のために説明しました。
スプーンというかヘラというか
呼び方は人によって様々で微妙です。
これとは別にソフトクリームサーバーと言うと
製造マシーンの方を指す言葉のようなので
これまた使い分けが面倒なものです。

アイスクリームディッシャー

アイスクリームの器具と言えば
まずこれが頭に浮かぶ人も多いかと思います。
アイスクリームを盛り付けする道具。
半円形または楕円様の形をしていて
アイスを盛り付けると球形になるようにできます。
サイズも容量の大きいものから小さいものまで
用途に応じて色々あるようです。

アイスクリームの日(5/9)

日本初の国産アイスクリーム「あいすくりん」が
横浜の馬車道で発売されたその日が
この5月9日にあたるそうです。
社団法人日本アイスクリーム協会が昭和40年に
この日を「アイスクリームの日」と制定したそうです。
きっとこの日はアイスクリームに関する
イベントがあると思われるので
是非チェックを入れていおきたいと思います。

-- 参考 --
日本アイスクリーム協会のホームページあります
http://www.icecream.or.jp/

あいすくりん

日本初のアイスクリームの製造販売をしたのが
1869年(明治2年)。
横浜の馬車道で町田房蔵という人物が
「氷水屋」という名で店を開き
「あいすくりん」という名で売り出されたそうです。
当時としては一般庶民には
とても手の届かないモノでしたし
日本人が作ること自体大変だったと思います。
アイスクリーム好きなら
氏の名は覚えておきたいものです。
あいすくりんと言う名前は
外国から入ってきた「アイスクリーム」の
言葉が訛ったものとされています。
当時「あいすくりん」はシャーベット系のもの
だったそうですよ。

大分県

調べによると大分県はソフトクリームの消費量が
なんと全国一だそうです。
いったい誰が調査したのでしょうね?
出所が判らないので調べようがないのですが
確かにお店も多そうで色々な種類のソフトが
存在するようです。
ソフトクリームは北海道と長野だと思っていましたが
大分はまだ行ったことがないので分かりませんが
勝手にソフトクリーム王国と名付けています。

オーバーラン

専門用語だそうです。
アイスクリームに含まれる空気の混入量
%(パーセント)で表します。
製造の工程で攪拌をしながら凍らせていきますが
攪拌によって空気が取り込まれます。
あのふわっとした食感が空気によってもたらされます。
ソフトやアイスは空気が沢山入る
(オーバーランを高くする)ことによって
ふんわりしたなめらかな口当たりになります。
空気が多いと味がぼけると言う欠点もあります。
それに対してジェラートやシャーベットは
オーバーランが低いので滑らかさはあまりないですが
その分味に厚みやコクのあるものになります。
食感の影響がすごく大なので
作り手は色々と研究されてると思います。
※飛行機が滑走路をはみ出す時にも使ったり。。

置物(ディスプレイ)

お店の前にぽつんと置いてあったりするアレです。
名称がよくわかりませんがなんというのでしょう?
目的ってやはり「ソフトクリームあります」の目印で
床屋さんのトリコロールカラーのサインポールや
お風呂屋さんの温泉マークくらい
シンボル的な気がしますが、私だけでしょうか。
また、これとは別に
かき氷やアイスなどを扱っているお店は
「氷」と書かれたお馴染みの旗が
垂れ下がっています。
ソフト・アイスファンはこういうのに弱いです。

カップ

ソフトやアイスでは入れ物が「コーン」に対して
「カップ」と呼ばれています。
一応コーンも容器なのである意味カップなのですが
一般的にカップと言うと使い捨ての容器になります。
素材ですがおおよそは紙容器、
もしくはプラスチック製容器が多いです。
使い捨てでない容器でしたら
ガラス製、金属製がありますが
同じアイスでも入れ物で何か
雰囲気が全然違ったりします。
また、カップアイスでは
紙容器のデザインなんかも楽しむ事が出来ます。

コーン(cone)

原料は小麦粉。それを焼いているわけですね。
そもそもソフトクリームに興味を持ち始めたころ
コーンてトウモロシ(Corn)なのかなと思っていましたが
ちゃんと調べてみると円錐(Cone)の
名の事だったのですね。

最近では
円錐に限らず色々な形をしたコーンを見かけますが
コーンの進化もある意味楽しみです。
また、折角だから原料に
トウモロコシを使ってみるとか
そういうのは既にあるんでしょうか。
脇役ですがソフトクリームの縁の下の力持ちです。

コーンスタンド

ソフトクリームを置く台のことです。
が呼び方がこうでいいかわかりません。
大体金属で出来ていて針金がぐるっと
巻かれていてスポッと挿せる様になっています。
ダブルやトリプルタイプのも中にはあります。
戸隠の仁王門屋では多分木製のコーンスタンド
だと思いますがありました。

(コーン)スリーブ

コーンに巻いてある紙のことですね。
一応手の汚れを防いでくれる意味があるでしょうけど
食べている間に紙を剥がされ
たまにコーンにこびりついてむかついたり、
終いには手の上で丸めてゴミ箱行きです。
非常に目立たない存在ですが
実はデザインは色々あって観察すると面白いです。

ジェラート(gelato)

イタリア語でアイスクリームのことを言います。
イタリアンジェラート、ジェラートアイスなどの
言葉も聞きますが多分日本で作られた言葉で
同じような意味で使っているんだろうと思いますが
イタリアの伝統的なアイスのことです。
ジェラートは一般にアイスとは異なり、
低脂肪でさっぱりだがコクがあり
少し粘りがあります。また少し粘りがあります。

よく新鮮、ヘルシーなどの謳い文句を掲げて
一般のアイスとの差別化をはかっているお店も
ありますが
低カロリーだからと言って食べすぎには注意。

ジェラテリア(gelateria)

イタリア語でジェラート(アイス)屋さん。
ジェラートの専門店と言ったところでしょうか。

シャーベット(sherbet)

アラビア語が語源と考えられています。
氷菓です。果汁に糖やシロップなどの甘味量を加えて
凍らせたもの。
入れる材料によって変わりますが
乳脂肪分はほとんど含まれません。
氷と果汁のさっぱり感とキンと冷えた感じが
たまりません。
たまに頭痛のタネです。
家庭でも手軽に作れるのがよいです。

食品サンプル

ショーケースに飾られているソフトの見本
というコトにしておきます。
時より本物より美味しそうにみえたりしますし
また、ホコリをかぶっていることもあります。
サンプルとはいえ本物よりも高価です。
食欲をそそるお手伝いをしているのは
間違いないでしょう。

スプーン

コーンタイプのソフトやアイスはスプーン無しで
食べられるのが最大の魅力ですが
それ以外では
スプーンはなくてはならないアイテムです。
すくって食べる道具ですがこねて遊んだりと
用法はさまざまです。
素材も木のへら、プラスチック、金属と色々ありますが
アイスの内容と器との一体感が重要なポイントです。

ソフトクリーム

和製英語なようです。
もともと、アイスクリームは
作業工程で冷やして固めることをします。
一般のアイス、ハードアイスクリームに対して
柔らかいという意味も手伝ってソフトアイスクリーム。
真ん中のアイスが略されてソフトクリームになった
のかも知れません。
今ではアイスやソフトでやりとりしてしまう為
本来の言葉がわからなくなったりしています。
通じればいいんでしょうけど。。

ソフトクリームサーバー

「フリーザー」を見てください

ソフトクリームの日(7/3)

1990年に日本ソフトクリーム協議会が発足しました。
その時に
7月3日をソフトクリームの日と定めたそうです。
1951年に明治神宮で開催された進駐軍主催の
カーニバルで
現在のスタイル(コーンの上に乗っかったソフトクリーム)が初めて日本にお目見えしたのが
この日だったそうです。

ソフトクリームの登場は、
敗戦後のまだテレビや冷蔵庫の普及が
これからという時代では驚きも相当なものでしょう。
氷やアイスはあったかと思いますが
一般庶民に簡単に
手が届くものではなかったかと思います。

ソルベ(sorbet)

フランス語でシャーベットのこと。
コース料理で冷たいデザートに出てくるあれです。

ソルベット(sorbetto)

イタリア語でシャーベットのこと。

ダブル(シングル)

ソフトやアイスの二色盛。
3種ではトリプル、
一種類だけではシングルとして扱っています。
4種類以上だと何故だか
日本語で4色とかいった具合になります。
ソフトクリームは交じり合っているので
ミックスと呼ばれています。
が中にはソフトでも層にしているものもあってそれらは
ダブルとか2色などと呼ばれています。
アイスやジェラートなどの複数種盛り付けるもので
上に層を成すタイプと
周りに寄り添わせるタイプがあります。

幟(のぼり)

「ソフトクリーム」と書かれた旗です。
販促品のひとつですが例えばあの幟が
ずらりと並んでいるとあまり品がないように思います。
氷・アイスのあの旗はデザインがすごく風流で
さり気ないけど
とても心にしみる感じで訴えかけてきます。
ソフトクリームの幟も
もう少し品のあるものになりませんか
と私はいつも思います。

バニラ

ソフトクリームやアイスクリームに使われている
代表的なフレーバーですし
洋菓子にも欠かせないもののひとつです。
ラン科の蔓性多年草の植物、熱帯アメリカ原産。
お店にいってみると
茶褐色のスティック状のものが売られていますが
実際のバニラを見る機会はあまりありません。
植物は多分熱帯の植物園で見ることが出来ます。
バニラの香料(バニラエッセンス)は
現在は人工的に作ることができるようなので
天然のバニラを使ったものは結構少ない
かもしれません。
なのでとりあえずバニラビーンズ(黒い種)の入った
アイスは本物なのかなと思ったりしています。

フリーザー

一口で言うと冷やして凍らせる機械。
中では攪拌しながら冷やしたりと大忙しで
お仕事をしています。
アイスクリームフリーザー、ソフトクリームフリーザー
などと言ったりします。
また、ソフトクリームでは
抽出する装置一体でひとつの機械なので
ソフトクリーム製造機などとも言いますし
ソフトクリームサーバーという言い方もします。
更に、家庭で簡単に出来るアイスクリーマーや
ソフトクリーマーなんて呼び方もしますが
様々な名称があって収拾つきません。

フレーバー

香りとか香料、風味のことです。
ソフトやアイスのフレーバーとくれば
香りだけでなくその味や種類をいうのが一般的です。
アイスやソフトも最近色んな種類のものが登場して
食べるほうとしてはとても嬉しいコトなのですが
以前、人工香料が色んな食品に使われていて
健康上良くはないのも含まれている問題が起きました
が当然アイスやソフトにも使われているのでしょうね。
お店の中には無添加、人工香料を使っていないという
文字が目立つようになりました。

プレミアム

割増とか追加料金といった具合ですが
アイスクリームではちょっとリッチなという風に
思えば感覚がつかめると思います。
レディボーデンやハーゲンダッツが代表的でしょうか。
乳脂肪分が高めでなめらかで濃い味わいを作り出して
高級感を出すというのが狙いのようです。
肉の霜降りやフォアグラと言ったところでしょうか?
いまやスーパープレミアムが主流ときたら
どんどんと高級志向が進んでいく感じです。

巻き

ソフトクリームは柔らかいので器に乗せるとき
必然的に巻くようになったのかなんて思うのですが。
私たちがソフトクリームに魅せられるのが
巻きの美しさではないでしょうか?
アーティスティックな面をはらんでいて
それが大きな魅力につながっている気がします。
この部分は全て手作業
(オートマティックがあったら見てみたい)
なので
巻くのがうまい店員さんをソフトクリームマイスターと
勝手に呼ばせてもらっています。

ミックス

1.ソフトクリームのフレーバー(味の種類)が
複数交じり合っているものをミックスと
呼んでいるみたいです。
アイスクリームやジェラートのように
単に2種類の味を乗せたものではダブル(を参照)
とか3種類ならトリプルと言うので
混ざり合っている事が条件かとおもいます。
ソフトクリーム特有の言い回しかもしれません。

2.ソフトクリームを作る時の「もと」
ソフトクリームミックスと呼んでいます。
ミルクや糖分、フレーバーなどの必要な原料を
調合したものを混合わせて均一にした液体を
言います。
ちなみにホットケーキのもとなんかも
ミックスと呼びますから
やはり混ぜ合わせたからミックスと呼ぶんでしょうか。
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